いいピザ窯が美味しいピザを作る。

日本のピザ窯とピザ文化

今、ピザが面白い

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 今日本で、ピザがブームになっています。東京の街を歩いていると、「ピザ屋」というより「ピッツェリア」と言った方がしっくりくるようなお洒落な店を見かけることが多くなりました。おそらく、大阪や名古屋、福岡などでも事情は同じなのではないかと思います。しかし、振り返ってみると、日本のピザ文化は今に始まったことではありません。私がまだ学生の頃、やたらと宅配のピザが多かったのを覚えています。厚めのピザ生地の上に、ハムやソーセージ、肉、野菜など多種多様なトッピングを施して焼いたピザです。「マヨネーズたっぷりで高カロリー」といいうイメージもありました。値段は結構高く、直径20〜30センチの大きさで2000〜3000円ぐらいだったでしょうか。これらはすべてアメリカ由来のピザです。いかにもアメリカ人が好きそうな、こってりタイプのピザです。アメリカ由来のピザ文化は、日本に定着し、今もこのタイプのピザを製造販売する店は健在です。


イタリアのピザも日本に入ってきた

 これに対して、その後イタリアのピザも日本に入って来ました。イタリアのピザには、生地を薄く延ばして焼く、イタリア北部のものと、ふちがこんもり盛り上がっていて、中央の部分が薄くなっているイタリア南部のものがあります。北部にものは、パリパリとした食感が特徴で、ワインのおつまみに最適です。イタリア南部のものは、トマト、チーズ、バジルなどのシンプルな具材をトッピングして焼きます。日本には最初に、北部のミラノタイプのピザが入ってきました。その理由は、日本から料理人がイタリアに修業に行こうとしたとき、南部は治安が良くなくて、北部に行くしかなかったからだという人もいます。食文化の歴史は、こういう現実的なことから展開していくんですね。

ナポリピッツァがついに日本に本格上陸

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 そして、最近、イタリアの南部の治安が改善したからかどうかはさだかではありませんな、イタリア南部のナポリタイプのピッツァが、イタリア南部で修業を積んだ日本人ピザ職人の努力によって、急激に日本に根付きつつあります。ナポリピッツァは、日本で言ったらおにぎりのようなニュアンスの、イタリア人が子供の頃から普段の生活の中で当たり前に食べている日常食です。価格も1枚(1食分)800円前後と比較的安価なのが特徴です。


ナポリピザの日本での普及には、窯の性能向上が貢献

 日本でナポリピッツァが急激に普及した理由のひとつに、ピザを焼成する窯の性能が飛躍的に向上したという事実があります。ナポリでは、薪を燃料とした石窯で焼くのが王道だといいますが、日本人ピザ窯技術者の飽くなき探究心が、電気やガスを燃料とするコンパクトで移動も可能で、しかも薪を燃料とした石窯で焼くのと同じような焼き上がりが期待できるピザ窯を数多く生み出しました。マーケティングの立場からも、様々なイベントなどに手軽に持っていけるコンパクトタイプの特に電気式のピザ窯は、本物の焼きたてのナポリピッツァを色々な場面で提供することを可能し、日本でのナポリピッツァ普及に、多大な貢献をしました。本物をいい状態でお客さんに提供するための機動力が必要だったんですね。

日本は優秀なピザ窯メーカーの宝庫

 現在、日本には沢山のピザ窯のメーカーがあります。薪を燃料にした本格的な石窯から、ガスや電気を熱源にしたコンパクトタイプの石窯まで、多種多様なピザ窯が揃っています。珍しいところでは、最近話題になっている「ペレット」という木材を固めたチップ状の燃料を使ったものも「ペレットピザ窯」の名前で、流通し始めています。
 製パン製菓・厨房機器のオンライン見本市のブランスリー業者街のピザ窯特設会場では、日本の代表的なピザ窯メーカーのピザ窯を一堂に集めて展示しておりますので、是非ご覧頂ければと思います。


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